バツイチ女60代のチャレンジ人生

人生も後半、下流老人にならないため、人生をもっと豊かにするために奮闘する60代女性のブログです。

ウドー音楽事務所50周年記念展に行ってきました♪



こんにちは、今日も週一筋トレ終わったばかりのノーティです♪


50代女性が筋トレと日商簿記検定にチャレンジ
ウドー展



今回は今朝の記事でお約束した通り、昨日 行ってきたウドー音楽事務所の展示会のお話です。

50th-exhibition.udo.jp


今日が最終日ですね。


洋楽ファンならコンサートと言えばウドー、ウドーと言えば70年代80年代に洋楽を聴いていた人なら誰でも知ってる音楽興行主催者ですね。
今は音楽プロモーターというらしいです。


インターネットの無い時代に、チケット販売開始時間と同時にここに電話をかけまくって何とかチケットを買った経験のある方は多いと思います。

私は当時洋楽大好き、ロック大好き、ポップス大好き女子だったわけですが、何しろボンビーでしたから、コンサートもそんなにたくさん行ったわけではないのですが、それでもこちらには何度か電話を掛けてチケットを取った記憶があります。


おそらく、そんな私と同じように70年代80年代、邦楽ではフォークやニューミュージック全盛の時代に、どちらかと言えばマイナーな洋楽を聞いて大人になっ人たちがこの展示会を多く見に行ったのではないでしょうか?

実際私が行った時も40代から70代くらいの人たちが結構いらしてました。

ウドーが主催したコンサートのポスターを縮小したものを年ごとにパネルに展示していたのを1960年代から順に並んでいたのですが、皆自分の行ったコンサートを探していたのでしょうか、立ち止まって目をこらして隅から隅までじっくりと眺めている人が多かったです。
私もなんだかんだ1時間半ほど会場にいました。

私も自分の行ったコンサートを見つけて懐かしくてちょっとウキウキしました。


会場の入り口でくじを引いて、当たるとウドーがアーティストたちからもらったというギターを触らせてもらえる企画もあり、40代くらいの男性が展示されているうちの一つ、黄色いギターを弾き始めました。
私は楽器の演奏の上手下手はキーを外していなければ全くわからないのですが、その方は手慣れた様子で何か弾かれていて、とても良い音色を出されていました。
ご自分も当時バンドを組んで洋楽のコピーなんかされていたのかもしれません。
きっとあの人にとってとても良い思い出になったことと思います。



パネルは70年代、80年代がもっとも展示されたポスターが多かったです。


ウドーが主催するコンサートが減ってきたのは、他のプロモーターも台頭してきて洋楽市場を多くのプロモーターが奪い合う状況になってきたということでしょう。


ポスターを見ていてびっくりしたのは60年代から80年代頃のコンサートの場所と値段です。


1972年レッドツェッペリンが1,800~2,900円です。

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1978年ヴァンヘイレン、中野サンプラザホールや厚生年金会館でコンサートやったんですよね。
チケットは1,800~3,000円です。

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1980年、ジャーニーも渋谷公会堂中野サンプラザホール、厚生年金会館で。
チケットは2,000~3,000円です。

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1980年、ポリスも中野サンプラザホール渋谷公会堂
チケットは2,000~3,000円です。

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当時は結構中野サンプラザホールとか厚生年金会館とか、2千人規模の会場で、しかもこの値段で!この大物クラスのコンサートをやってたんです。

今考えるとあり得ないですよね。^^;
かなり近くで海外でも大人気のアーティストたちが格安で見れたんです。


中野サンプラザ - Wikipedia
2,222席

渋谷公会堂 - Wikipedia
2,084席

東京厚生年金会館 - Wikipedia
2,062席

当時から物価も上がっていますが、給料だってせいぜい2倍でしょう?
コンサートの値段は3倍以上に上がってますよね??


70年代80年代は世界中に愛される本当の名曲がたくさん輩出された時代ですよね。


90年代以降は良い曲は多くあっても、今でもまだ名曲として思い出せる曲があるかと言われると、あの頃の曲に比べればあまり無いように思います。

私のように50代60代の人たちは毎日レコードやラジカセで洋楽を聴いたりFMラジオで洋楽の番組を聴いて、週一でベストヒットUSAを見て、NHKでコンサートを放映するときは見逃さないようにその時間には家にいるようにしたりと、今みたいにいつでもどこでも大好きな洋楽を簡単に聴いたり観たりすることができなかったんですよね。

アーティストたちの情報だってローリングストーン、ミュージックライフとかの雑誌を買って読んだりするくらいだったし。



アーティストはとても遠い存在だったんです。
だからこそ、コンサートは本当に待ち遠しかった。
彼らが自分と同じ場所にいて演奏している、本当に興奮と感激の時間だったんです。


今はネットで簡単に情報もゲットできるし、Twitterやインスタでつながることもできて、大好きなアーティストが今書き込んだ内容にいいね!つけることだってできる。
CD以外の音源をYoutubeで聴くこともできる。

アーティストがいつでもそこにいるかのように彼らのことが手に取るようにわかる時代になりました。


良い時代になったものです。

だからこそ、私なんかはあの頃情報が本当に少ない中であんなに一生懸命になって彼らのことを知ろうとした、とても貴重でかけがえのない時代だったなあと感じるわけです。