バツイチ女60代のチャレンジ人生

人生も後半、下流老人にならないため、人生をもっと豊かにするために奮闘する60代女性のブログです。

ショック!便利なタンポンや月経カップが命に関わったり脚を切断する可能性があるという話



こんにちは、ノーティです♪


ちょっとショッキングなニュースを見つけました。

ここで皆さんにもシェアしたいと思います。


タンポンや月経カップは正しく使うこと



トキシックショック症候群(TSS)って何??


しかし、その「トキシックショック症候群」「TSS」とは一体何なのか?


私も初めて聞く言葉です。

日本語では見聞きしたことがありません。

記事の内容はこんなショッキングなものです。


「タンポンの長時間使用で死亡したり足を切断!」

TSSを発症する人の半数はタンポンを使用している女性で、実際に、タンポンの使用により死亡したり脚を切断するというショッキングなニュースが国内でも報じられている。

トキシックショック症候群(TSS)とは、非常に短い時間で重篤な病態を引き起こす敗血症の一種のこと。

死亡や脚切断のリスクあるタンポン 女性が知らない「トキシックショック症候群」 | ヘルスケア女性マーケティングのウーマンズラボ


モデルのローレン・ワッサーはなぜ片足を失ったのか?

「毒素性ショック症候群」の方が分かり易いのに


「トキシックショック」というカタカナで表記しているのでわかりにくかったのですが、記事を読んでいくと毒素性ショック症候群ということのようです。


毒素性ショック症候群(toxic shock syndrome; TSS)


英語の"toxic shock" をカタカナにしたようですが、日本語で 「毒素性ショック症候群」と表記してくれる方が伝わり易いですよね。。。


日本感染症学会のページにはこのようにあります。

病原体
黄色ブドウ球菌により大量に産生されるtoxic shock syndrome toxin-1(TSS-1)と呼ばれる菌体外毒素(exotoxin)が原因。黄色ブドウ球菌はこのTSS-1以外にも15種類の異なる毒素を産生することができるとされている。レンサ球菌によるものをSTSS (streptococcal toxic shock syndrome)と称する。

感染経路
月経用タンポン使用時に伴うものが有名。術後感染症として生じることもある。黄色ブドウ球菌の人体への定着あるいは感染→毒素の産生→毒素の体内への吸収→中毒症状の発症

発生頻度
発症率0.03/10万人/年(英国のデータ)

潜伏期間・主要症状・検査所見
突然発症で、高熱、低血圧、びまん性斑状紅皮症を認める。症状は急速に進行し、嘔吐、下痢、錯乱、筋肉痛、腹痛を呈するようになる。これらの症状は肝臓、腎臓、消化管、中枢神経系などの多くの臓器を障害する特性を示している。レンサ球菌の場合は黄色ブドウ球菌と異なり、軟部組織に感染症が存在する。

予後
黄色ブドウ球菌による致死率は5%前後。レンサ球菌による致死率は50%程度。

感染対策
標準予防策を行う。
タンポン使用法の教育

毒素性ショック症候群(toxic shock syndrome; TSS)|症状からアプローチするインバウンド感染症への対応~東京2020大会にむけて~ - 感染症クイック・リファレンス|日本感染症学会

便利なタンポンでも取り出すのを絶対に忘れないように!


つまり、タンポンを長時間入れっぱなしにしたり、入れたのを忘れて放置してしまって発症するのだろうと思われます。


私もその昔、お風呂に入る時だけ使っていたことがありましたが、そのあと入れたのを忘れてしまって2日くらい放置していたことがありました。


あまりに使っている感がないため、忘れてしまう人は多いのではないでしょうか?

タンポンだけじゃない、月経カップも!


ナプキンやタンポンのように使い捨てではなくて洗って使えて経済的で、より長時間使えるという噂の月経カップ、こちらも同様のことが起こるようです。


「月経カップのリスクを知ってください」─両足切断の女性の訴え | フランス衛生当局も注意喚起 | クーリエ・ジャポン



あまりに情報が少ないタンポンや月経カップの間違った使い方による危険性


うっかり忘れてしまっただけで、脚を切断する羽目になるかもしれない、死んでしまうかもしれない、恐ろしい病気です。


上記の日本感染症学会のホームページにも英国のデータしかないくらいですから、日本の症例数はそう無いのかもしれません。

もしくは、死亡理由がわからないまま亡くなっている方もいるのかもしれません。

ネットで検索しても、このことについて言及している記事は少ないようだし、生理用品メーカーはサイト上にTSSについての注意喚起の文章も載せていますが、トキシックショック症候群とか(TSS)とか書かれていてはスルーしてしまう人が多いように思います。


販売する側としてはこの話題を大ぴらにしたくないということなのでしょうか。


商品にもしっかり明記する等しているのかもしれません。

明日、ドラッグストアに行ってみてきたいと思います。



タンポンや月経カップ自体は、使用方法をしっかり理解した上で使う分にはとても便利なものです。

タンポン大手メーカーのページや月経カップの販売業者のページにも、使用は8時間を超えないでくださいとあります。


このブログをご覧になる女性の方は、どうぞ注意しながら使用されるようにしてくださいね。


参考サイト:

一般社団法人 日本衛生材料工業連合会 | TSS(トキシックショック症候群)について

毒素性ショック症候群(TSS) - 13. 感染性疾患 - MSDマニュアル プロフェッショナル版




それでは♪


2020/06/04追記

さっきスーパーの棚を確認してきました。
商品説明にTSSの記載がありました。

これを読む人がいるかどうかということでしょうか。。。

タンポンTSS>