バツイチ女60代のチャレンジ人生

人生も後半、下流老人にならないため、人生をもっと豊かにするために奮闘する60代女性のブログです。

10年半働いた会社の企業年金いくらもらえる?/ 崖っぷち定年女子


※過去にyoutubeへアップした動画の内容を記事にしています。

今晩は、ノーティです♪



前回、年金定期便の金額以外にも、もらえる企業年金があるというお話をいたしました。

詳しくはこちらのリンクからご覧くださいね。

youtu.be

今回は、自分の厚生年金基金について調べたことをお話しいたします。




10年半働いた会社の企業年金いくらもらえる?

youtu.be

この記事の目次は以下の通りです。

※私の企業年金の年額公開♪

1. 忘れていた年金

私自身60歳の定年間近になり、「そうだ、年金のこともちゃんと調べておかないといけない」と思い、
以前届いた年金定期便を読み返そうと、家の中を探し回っていたところ、
古い年金定期便と一緒に〇〇厚生年金基金からの通知が見つかりました。

結婚前から勤めていた会社の基金から、年金のことで郵便が届いていたことを
すっかり忘れていたのです。

企業年金がもらえることはうっすら覚えてはいたものの、
特に何か自分からやらなければいけないことがあるとは思っていませんでした。

改めて読んでみると、会社が運営していた〇〇厚生年金基金はすでに解散していて
厚生年金基金連合(現在の企業年金連合会)が事業を引き継ぐとのことでした。

ここまでは覚えていたのです。



2. 企業年金は請求しないともらえない

※これは複数ある「企業年金」のタイプのうちの「厚生年金基金」についての動画です。

画像では読みにくかったので書き出しました。

分配金合計の全部または一部について『連合会へ移管』を選択された
60歳以上の方には、移管後、連合会から『裁定請求書』が送付されます。

この手続きを行わないと『代行加算年金』が受けられません。

なお『連合会へ移管』を選択された60歳未満の方へは、連合会から承継通知、
『年金の引き継ぎのお知らせ(代行加算年金の支給について)が送付されます。

言葉だけでは分かりにくいので基金のイメージをご覧ください。


出典:日本年金機構

つまり勤めていた会社が基金に加入していたため、国から支給されるはずだった
老齢厚生年金の一部は、「企業年金連合会」から支給されるが、
この分は、通常の年金とは別に、「企業年金連合会」へ請求しないと
もらえないということです。

とは言え、基金に加入していたことで、プラスαの金額がもらえることになります。

確かに、「厚生年金基金連合会」(現在の企業年金連合会)から
ハガキで年金の引き継ぎのお知らせ(代行年金の支給について)が届いていました。

しかしあと1か月で60歳になるのに平成15年のこのハガキ以降
厚生年金基金連合会」からも、「企業年金連合会」からも
一切の通知はもらっていません。

※留意事項として
①住所及び氏名の変更については、年金を受けられるときに変更いたしますので
その都度届け出の必要はありません。

とあります。


もしかすると、引き継ぎのお知らせ以降にも、何らかの通知が
前の住所に送付されたけれど、届かなかったのかもしれません。

このはがきが届いた後に引っ越しして既に15年です。

郵便局の転送サービスは引っ越しの時にしか申し込んでいません。

※一回だけではなく、何回も申し込みできるようです。

15年間も何の連絡もないというのがとても不安だったので、
すぐに企業年金連合会へ問い合わせしてみました。



3. フォームで問い合わせ

厚生年金基金」について「企業年金連合会」へ問い合わせをする場合、
電話だと、20秒ごとに料金がかかると書かれていました。


出典:企業年金連合会

コールセンターというのは
「現在込み合っていますので、そのままお待ちいただくか再度おかけ直しください。」

という録音が流れ続けてイライラしますよね。

そんな理由から記録も残るので良いと思い、Webのフォームから問い合わせをしたのです。


出典:企業年金連合会

フォームからの問い合わせの場合、回答に数日かかるとのことでしたが、すぐに返信が来ました。



4. 私の記録がない??

ところが、ところが、です。

私は昔勤めていた会社の厚生年金基金から、ちゃんと郵送で連絡が来ていて
厚生年金基金連合会」からの「年金の引き継ぎのお知らせ」が来ていたのにも
かかわらず、

「ご入力された情報を確認した結果、当連合会でお預かりしている記録はありませんでした。」

と返ってきたのです。

「え??、冗談でしょ??」


慌てた私は、すぐ様「企業年金コールセンター」へ電話をしました。

幸いにも、すぐに電話がつながりました。

週始めの月曜日は繋がりにくいようですが、それ以外の日は
わりとスムーズに繋がるようです。



5. 「基礎年金番号」が大事!!

そこで聞かれたのは「基礎年金番号」と「氏名」です。

しかし慌てて電話した私は、「基礎年金番号」が見つかりません。

その代わりに、年金の引き継ぎのお知らせに記載されていた、
厚生年金基金の名称とその会員番号個人の番号を伝えました。

そして現在の氏名と旧姓を伝えて調べてもらいました。

そのまま電話を切らずに待っていると、

1,2分ほどで「お客様の年金記録が見つかりました」との回答が。

私は昭和36年生まれなので、62歳の誕生月から支払いが開始するとのことでした。

この部分は、年金定期便に記載されている「特別支給の老齢厚生年金」
と同じ支給開始時期になっているのです。

先ほどお話ししたように、厚生年金基金は国の老齢厚生年金の一部を
代行しているためです。

支払い開始の前に郵送で連絡をするので、現在の連絡先住所と
すぐに連絡がつく電話番号を聞かれました。

厚生年金基金企業年金については、現在の住所に変更手続きをした記憶がなかったので
住所変更していないと思うのですが、確認していただけますかとお願いしたところ
「個人情報についてはこちらからお知らせすることができません。
裁定請求書については今日お知らせいただいた連絡先送ります。」
と回答いただきました。

HPに、下記のように記載があります。

企業年金連合会ではみなさまの支給開始年齢到達月の初めに、
登録されている住所に「企業年金連合会老齢年金裁定請求書」
以下「裁定請求書」という。)と、
「年金の請求手続きについてのご案内」を送付しております。

これで支給開始年齢到達月、つまり私の場合は62歳の誕生月の初めに
この「裁定請求書」が送ってもらえるとのことなので、ひとまず安心しました。

ところで動画の最初の問い、

「10年半勤めた会社の厚生年金基金が幾らもらえるか」ですが、

この金額になります。

181,600 円、多いのか少ないのかよく分かりません。

20代の10年半、そのうち2年は育休取得の勤務で年額この年金です。

これが年金定期便の金額にプラスされることになります。



6. お問い合わせは電話で

私のようにインターネットで企業年金連合会へ問い合わせして、記録がありません
と返信が来ても、そこで諦めてしまわず、駄目もとで電話で
直接問い合わせすることをおすすめします。

私がインターネットのフォームでお問い合わせした時に記録がないと
回答が来た理由について、自分なりに理由を考えてみました。

旧姓でその会社に入社しましたが、最後の二年は結婚して姓が変わっていました。

インターネットのフォームには、現在の氏名と旧氏名を入力する欄がありました。
正しく入力したつもりでも、どちらにも現在の氏名を入れてしまったかもしれません。


出典:企業年金連合会

また基礎年金番号の入力を間違えていたのかもしれません。

ここで気になるのはピンクでマークした箇所です。


本サービスは、「基礎年金番号、カナ氏名、生年月日」の3項目が
完全一致した記録が連合会に存在するかどうかを確認するものです。

「完全一致」なんですよね。

3項目完全一致だと、ちょっとした勘違いで結果が検索されない可能性大です。

やはり電話です。

厚生年金基金」の名称とその加入員番号(個人の番号)
が分かればそれを電話で伝えるのが一番間違いないと思います。

私の場合はこれで記録を発見してもらえたように思います。
それが分からなくても「基礎年金番号」で調べてもらえます。

電話で直接話せば色々と必要な情報を伝えることができます。

インターネットは手軽でいつでも利用できますが、
完全一致では、どこか一箇所間違って入力すると、はじかれてしまう、
そういう恐ろしさがあります。



7. 自分の年金は自分で守る!!

年を取って働けなくなった時に、貰えるお金が少しでも増えたら助かりますよね。

年金は自分が働いた分の見返りです。

受け取れる可能性があるお金は必ず受け取れるよう、しっかり調べてみることをおすすめします。

今回身に染みて感じたのは、自分の年金は自分でしっかり守らないといけないということです。
当たり前にもらえると思っている国民年金や厚生年金保険ですが、それすら、
漏れや間違いが多く発生していて、もらえるはずの金額を正しく貰えない人も多くいるのです。

このお知らせは年金定期便に入っていたものです。

生涯一つの会社で定年まで勤められた人なら良いですが、転職を何度かしていたり、
働いていない期間があったり、派遣で仕事のない期間があったり、
アルバイトやパートを転々として、厚生年金を払っていたかどうかもよくわからない。

なんて人も多いと思います。

そういう人たちの年金記録が全て正しく記録されているかどうか、、、

とても疑わしいと思います。

それに対しては国や日本年金機構企業年金連合会などの機関は、
間違ってたら連絡してねのスタンスです。

解散した、厚生年金基金を引き継いでいる企業年金連合会によれば、
2021年3月末時点で、厚生年金基金企業年金)の未請求者が
116..6万人もいるそうです。

せっかくもらえる年金を、請求していない人が100万人を超えている
というのはなんともったいないことでしょうか。


出典:企業年金連合会

そしてその半分以上にあたる65.1万人は「請求書未達」の
人たちだということです。

企業年金連合会が年金の通知を送っても、その案内が宛先不明で
届かずにいるということです。

そして残りの51.5万人の「請求保留者」は、お知らせは届いている
はずなのに、企業年金連合会に裁定請求書が帰ってきておらず、
つまり年金の請求をしていない人たちです。

これはすでに年金を受給できる年齢が来ている人たちのデータです。

自分の年金は自分でちゃんと調べて、もらえるものは取りこぼしなく
もらう努力をするべきです。

そんなことを学んだ今回の年金騒動でした。

年金が気になる年齢になったあなたも、はがきの年金定期便が届いたら
そこに年金ネットのアクセスキーがありますので、ログインを作成して
自分の過去の年金情報を確認してみてください。

そして内容に間違いがないことを確認してください。
漏れがある場合はどうすれば良いかそこに記載されています。

もし中小企業以上の規模の会社に勤めていたことがあれば、
年金基金連合会へ問い合わせをしてみてください。

勤めていた会社がなくなっていても、企業年金連合会に、厚生年金基金
引き継がれている可能性が高いので、直接問い合わせしてみてください。

厚生年金基金のデータが見つかるかもしれません。

基礎年金番号があればすぐに調べてくれますよ。

もらえるはずの年金のもらいっぱぐれが無いよう、しっかり確認しておきましょう。


閲覧ありがとうございました。^^

この動画が皆様に少しでもお役に立てたなら大変嬉しく思います。




閲覧ありがとうございました。^^
この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。^^


崖っぷち定年女子Naughty's Challanging Lifeでした。^^




それでは♪