バツイチ女60代のチャレンジ人生

人生も後半、下流老人にならないため、人生をもっと豊かにするために奮闘する60代女性のブログです。

企業年金、もらい忘れていませんか?自分から請求しなければもらいっパグレてしまう年金があるんです!/ 崖っぷち定年女子


※過去にyoutubeへアップした動画の内容を記事にしています。

今晩は、ノーティです♪



youtu.be

企業年金、もらい忘れていませんか?

自分から請求しなければもらいっパグレてしまう年金があるんです!




今日の目次

皆さん、ねんきん定期便を受け取ってますよね?
ところで、年金定期便の金額とは別に、もらえる年金があるって知ってますか?

年金定期便でお知らせがくる年金は、「日本年金機構」が管理している年金です。
年金定期便に記載されている受給できる年金の種類としては、

国民年金」と「厚生年金保険」となってる人がほとんどだと思います。

実は、お勤めしていた会社によっては、他にも年金があるかもしれないのです。

企業年金とは?


それはあなたが昔、勤めていた会社に「企業年金」を導入していた場合です。「企業年金」とは、退職金を退職時に一時金としてもらうのではなく、年金としてもらう制度で、会社が必ず導入しているわけではありません。

企業年金」には、いくつか種類があります。


1.確定給付企業年金(規約型/基金型)
2.確定拠出年金
3.厚生年金基金
4.中小企業退職金共済制度(特定退職金共済制度)


私がこれから「もらえるかもしれない年金」としてお話するのは、「3. 厚生年金基金」についてです。

これ以外の企業年金については、何もしなくてももらえるものか、勤めていた会社や受託団体へ問い合わせが必要かは、ご自身で確認してくださいね。

さて、「もらえるかもしれない企業年金」の「厚生年金基金」について簡単にご説明します。

厚生年金基金制度」は、新しい仕組みの企業年金制度として昭和41年10月(1966年)からスタートした制度ですが、平成14年(2002年)の確定給付企業年金法の施行により、既存の基金のほとんどが、確定給付企業年金に移行するか解散しています。

全ての企業(会社)がこの「厚生年金基金」を取り入れていたわけではありません。

昔勤めていた会社に「厚生年金基金」があったことを分かっているとか、「〇〇厚生年金基金」(会社や業界でで運営している〇〇厚生年金基金という名称の組織)から通知が届いていていた人なら、自分の収めた年金は一体どうなっちゃってるのか不安なところですが、解散した「厚生年金基金」については「企業年金連合会」という団体が引き継いでいて、請求をすれば「企業年金連合会」が給付してくれることになっています。

企業年金連合会
https://www.pfa.or.jp/qa/jukyu/jukyuu10.html



日本年金機構のサイトによれば、
「国から支給される老齢厚生年金(報酬比例部分)は、代行部分が差し引いて支給されることになります。」ということです。

つまり、勤めていた会社が「基金」に加入していなければ、国から支給されるはずの年金の一部が、「基金」に加入していたことで、請求しないともらいっぱぐれてしまう可能性があるということです。
基金」に加入していたためにプラスαの金額の部分もあるんですけどね。


出典:日本年金機構

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/jukyu-yoken/0722.html



厚生年金基金」は請求しないともらえない


「請求をする必要がある」のです。

実は、自分が「厚生年金基金」を受給できる資格があるのに、それを分かっていない人が多いのです。

厚生年金基金」は、例えば、「〇〇厚生年金基金」のように、〇〇には社名だったり企業グループ名が入るものや、「日本証券業 厚生年金基金」というように業界で作られた「厚生年金基金」があります。


厚生年金基金」を引き継いだ「企業年金連合会」に記録が移っていて受給開始の時期が近くなると通知が発送されることになりますが、受給可能な企業年金厚生年金基金)があるにもかかわらず、何度か転職していたり、引っ越していたり、結婚で姓が変わったりしていると、本人の特定ができず通知を送っても、届かないということになるのです。

こうゆう通知って、実は数年に一度くらいしか送られて来ないので、引っ越しの時に郵便局が行ってくれる郵便物の転送サービスからは漏れてしまう可能性があるのです。

転居・転送サービス
https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/

転送期間は、届出日から1年間です(転送開始希望日からではありません)。
転送期間経過後は、差出人に郵便物等を返還します。
なお、更新される際には、再度、お近くの郵便局の窓口に転居届をお出しください。


とあるので、転送サービスを更新することはできますが、転居後、一度しかやらない人がほとんどではないでしょうか?

過去に少しでも勤めていた会社がある程度大きな企業の場合、「厚生年金基金」取り入れていたかもしれません。

自分が過去に勤めていた会社で厚生年金基金に入っていたかどうか調べるには、まずは勤めていた会社へ問い合わせをしてみるのが一番間違いありません。

もし、それができない場合は、「企業年金連合会」のホームページからコールセンターに問い合わせることができます。

短期間の在籍だったり、雇用形態がパート社員、契約社員でも厚生年金基金の掛け金を払っていた可能性もあります。

少額でも毎年もらえるお金があるのはありがたいことです。やっておいて損はありません。

厚生年金基金」を未請求の人たち

連合会年金の未請求者の状況について
https://www.pfa.or.jp/gaiyo/hokoku/hokoku01.html

解散した厚生年金基金の原資などを引き継いでいる企業年金連合会によると、2021年3月末時点で企業年金の未請求者が116.6万人もいるそうです。

せっかくもらえる年金を請求していない人が100万人を超えているというのはなんともったいないことでしょうか。

そしてその半分以上にあたる65.1万人は「請求書不達」の人たちだということです。企業年金連合会が年金の通知を送っても、その案内が宛先不明で届かずにいるということです。

そして、残りの51.5万人の「請求保留者」は、お知らせは届いているはずなのに(企業年金連合会に通知が戻ってきていない)、年金の請求をしていない人たちです。

通知が届いても請求していない人はおそらく、年金定期便が届いているので安心し切っていて、他にも受け取れる年金があることを知らなったり、「企業年金連合会」からの通知を年金定期便と混同していて、「請求をする必要がある」ことを分かっていない可能性があります。

特に転職が多かった人は昔の勤め先のことすら、正確に覚えていないこともあるでしょうから、ましてや年金については年金手帳で管理できているから安心と思っているのかもしれません。


この動画をご覧になられたら、ご家族や親せき、友人の中にも昔勤めていた会社の企業年金のもらい忘れがあるかもしれないことを話題にしてみてください。

企業年金連合会」に企業年金が引き継がれている可能性が高いので、直接問い合わせしてみてください。


その際は、「基礎年金番号」が必要です。

わかるようなら、「厚生年金基金」の名称とその加入員番号(個人の番号です)を、そして苗字が変わってるなら、現在の氏名と旧姓を伝えましょう。

引っ越しで住所が変わっていたら変更の手続きを行いましょう。

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企業年金連合会年金記録を確認したい場合
https://www.pfa.or.jp/nenkin/kirokukakunin.html

(1)電話による問い合わせ
    「企業年金コールセンター」 0570-02-2666(年金相談室)
    受付時間:平日(月~金)の9時~17時
    ※IP電話からは、「電話:03-5777-2666」にお電話ください

(2)フォームによる問い合わせ
    https://www.pfa.or.jp/pwap/pub/kakuninservice/index.html

厚生年金基金または確定給付企業年金のある企業を中途で退職された方等の記録を企業年金連合会がお預かりしているか否か、インターネットを利用して受付を行い、メールにて記録の有無を翌営業日に回答いたします。
※利用が集中する場合、3営業日程度の時間を要することがあります。
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厚生年金基金」ノーティの場合

私自身、もうすぐ60歳の定年間近になり、
そうだ、年金のこともちゃんと
調べておかないといけないと思い、
先月、以前届いた年金定期便を読み返そうと家の中を探しまわっていたところ、

古い年金定期便と一緒に、「〇〇厚生年金基金」からの通知が見つかりました。

結婚前に勤めていた会社の基金から、年金のことで郵便が届いていたことをすっかり忘れていたのです。
企業年金がもらえることはうっすら覚えてはいたものの、特に何か自分からやらなければいけないことがあるとは思っていませんでした。

実は内容をしっかり読んでなかったんですよね。^^;

改めて内容を読んでみると、その会社の「厚生年金基金」(企業年金)はすでに解散していて、「厚生年金基金連合」(現 企業年金連合会)が事業を引き継ぐとのことでした。

また、封書の方には、60歳を過ぎて「裁定請求書」が送付されるが、その手続きを行わないと「代行加算年金」が受け取れないと言書かれています。

会社の厚生年金基金から送られてきた封書3通とはがき1枚、その後引き継いだ「厚生年金基金連合」からの通知が1通送られていたのは前の住所で、今の住まいへ引っ越してからは、通知が届いていませんでした。

郵便局の転居届は出していましたが、その1年間に「厚生年金基金連合」からの通知は無かったということだと思います。ただ、その後も通知が送られていて、宛先不明で戻っていたのかは不明です。


そこですぐに「企業年金連合会」へ問い合わせをすることにしました。

厚生年金基金」(企業年金)について、「企業年金連合会」へ問い合わせをする場合、電話だと「20秒ごとに料金がかかる」と書かれていました。

大体コールセンターというのは「現在込み合ってますので、そのままお待ちいただくか、再度おかけ直しください」という録音が流れ続けてイライラしますよね。

なので記録も残るし、Webのフォームから問い合わせをすることにしたのです。


数日かかるとのことでしたが、すぐに返信が来ました。

ところが、ところが、です。。。

私は昔勤めていた会社の「厚生年金基金」(企業年金)から、ちゃんと郵送で連絡が来ていたのにも関わらず、

メールの返信では、

「ご入力された情報を確認した結果、当連合会でお預かりしている記録はありませんでした。」


と返ってきたのです。

実際のメールです。

「え???、冗談でしょう???」

ブチ切れた私は、即「企業年金コールセンター」へ電話をしました。

そこで聞かれたのは、基礎年金番号と氏名です。
しかし私は興奮して電話をしたため、年金定期便を手元に準備しておらず、基礎年金番号がわかりません。

しかし、「厚生年金基金」からのお知らせにあった、「厚生年金基金」の名称とその加入員番号(個人の番号です)、そして現在の氏名と旧姓を伝えて調べてもらいました。

そのまま電話を切らずに待っていると1,2分ほどで、「お客様の年金記録が見つかりました。」との回答が。

私は昭和36年生まれなので、62歳の誕生月から支払いが開始するとのことでした。
この部分は年金定期便に記載されている「特別支給の老齢厚生年金」と同じ支給開始時期になっているのです。

支払い開始の前に郵送で連絡をするので、現在の連絡先住所とすぐに連絡が付く電話番号を聞かれました。


厚生年金基金」(企業年金)については、現在の住所に変更手続きをした記憶がなかったので、「住所変更をしていないと思うのですが、確認していただけますか?」とお願いしたところ、「個人情報については、こちらからお知らせすることができません。裁定請求書については、今日お知らせいただいた連絡先へ送ります。」との回答が。

HPに、下記のように記載があります。


企業年金連合会ではみなさまの 支給開始年齢到達月の初め に、登録されている住所に「企業年金連合会老齢年金裁定請求書」(以下「裁定請求書」という。)と「年金の請求手続きについてのご案内」を送付しております。


これで支給開始年齢到達月、つまり私の場合は62歳の誕生月の初めにこの「裁定請求書」が送ってもらえるということなので、ひとまず安心しました。




私のようにインターネットで「企業年金連合会」へ問い合わせして、「記録がありません」と返信が来てもそこで諦めてしまわず、ダメもとで電話で直接問い合わせすることをお勧めします。

私の場合、インターネットのフォームで問い合わせした時に記録が無いと回答が来た理由について、自分なりに理由を考えてみました。
私がその会社に勤めていた期間のほとんどは旧姓でしたが、後半は結婚して姓が変わっていました。
インターネットのフォームには現在の氏名と、旧氏名を入力する欄がありました。
正しく入力したつもりでも、どちらにも現在の氏名を入れてしまった可能性があります。


また、基礎年金番号が間違っていたのかもしれません。

年金手帳が複数発行されているなどで、厚生年金基金企業年金)と紐づく年金手帳の番号が違っている可能性もあるかもしれません。



厚生年金基金」の名称とその加入員番号(個人の番号です)があれば、それを電話で伝えてみてください。私の場合は、これで記録を発見してもらえたように思います。この時は基礎年金番号を伝えていないのですから。

やはり電話で直接話せば色々と必要な情報を伝えることができます。


「完全一致」というのは、どこか一か所間違って入力すると弾かれてしまう、そうゆう恐ろしさがあります。



年を取って働けなくなった時にもらえるお金が少しでも増えたら助かりますよね。年金は自分が働いた分の見返りです。受け取れる可能性があるお金は必ず受取れるようしっかり調べてみることをお勧めします。

厚生年金基金」は年金定期便でも確認できる


さて、肝心の 「厚生年金基金」についてですが、実は、「厚生年金基金」の加入情報についても年金定期便に記載されていますが、団体が違うので、金額については記載されていません。
なのでこの部分については、うっかり見逃してしまっている可能性があります。

皆さんも、まずは「年金定期便」を確認してみてくださいね。

そしてもし、「厚生年金基金」の加入情報が記載されている場合は、必ず一度問い合わせをしてみてください。何もしなかったら、「裁定請求書」が来ないかもしれませんから。


厚生年金基金」(企業年金)については、実は元夫のことでもエピソードがあります。
長くなりましたので、今日はここまでににしておきます。

ご視聴誠にありがとうございました。

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今日はこの辺で♪




閲覧ありがとうございました。^^
この記事が皆さんのお役に立てたら幸いです。^^


崖っぷち定年女子Naughty's Challanging Lifeでした。^^




それでは♪