バツイチ女60代のチャレンジ人生

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敷金トラブル?移住2ヶ月で田舎の借家を退去して、敷金は全額戻るのでしょうか?! / マンション売却プロジェクト#14 / 崖っぷち定年女子


※過去にyoutubeへアップした動画の内容を記事にしています。

敷金トラブル?移住2ヶ月で田舎の借家を退去して、敷金は全額戻るのでしょうか?! / マンション売却プロジェクト#14 / 崖っぷち定年女子

敷金トラブル?移住2ヶ月で田舎の借家を退去して、敷金は全額戻るのでしょうか?! / マンション売却プロジェクト#14 / 崖っぷち定年女子



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こんにちは、ノーティです。^^

マンションを売却しないことを決め、
専任媒介契約を更新せず、契約満了でカギを返してもらいました。
次は今住む家の解約です。

ややこしくなりますが、マンションの媒介契約は4月の半ばで満了です。
借家は月初からの賃貸契約ですが、解約は1か月前の告知が必要です。
特約があり 解約の場合は日割り計算をしないとなっているので、
月中で申し込んでも、翌月分は家賃全額を払わないといけません。

たったの2ヶ月で解約を申し出るのは気が重かったのですが、
このまま借り続けるわけにはいきません。
意を決して大家さんへ電話をしました。
ご近所の怒鳴り声が耐えられないので、解約したいと伝えました。
大家さんもびっくりしていましたが、了解してくれました。

マンション売却が白紙に戻り、大家さんへも話を付けたことで
気持ちがスッキリしました。



でもまだやることがあります。

①引っ越しの予定を決め、業者を予約
②ガス水道、電気の解約
自治会の退会
④駐車場の解約

5月末までのお家賃を支払いましたが、
5月の初旬にカギをお返しして引っ越しをしました。

はたから見たら、もったいないことしてるようですが、
5月いっぱいまでいる気になれなかったのです。
あの怒鳴り声は聞きたくなくて、できるだけ早くあの家を出たかったんです。
電気ガス水道代もバカになりませんしね。

そして、今はもう東京に戻り、以前の生活を取り戻しました。

ところで、賃貸契約で退室となれば、原状回復義務と預けた敷金のことが心配ですよね。
後半はそのお話です。

たった2ヶ月住んだ家の敷金は、いくら戻ってくるのか?

私の場合、実質2ヶ月弱しか住んでおらず、独り暮らしで煙草も吸いません。
料理もほとんどしなかったし、何も汚したり、壊したりしていません。

不動産屋さんからも、敷金をお返ししますので、口座番号をご連絡くださいとのことでした。
ところが、思いもかけずトラブルは起こったのです。



まずは借りた時のことをお話します。

役所は空き家バンクを地元の不動産会社へ丸投げしているので、
普通のの不動産物件の契約となります。

この借家は、貸主に1ヵ月分の礼金、2ヶ月分の敷金、
不動産屋へ1か月の手数料を払っています。

実は、管理会社が入らないからか、この土地の慣習なのかわかりませんが、
入居時、前の住人が出た後の掃除はほとんどされていない状態でした。

空き家バンクの物件は残置物がたくさんあるとか
汚いということは知っていましたが、それは不動産屋を介さないで
直接売主や貸主と交渉する場合だと思います。


家を見に行った時、たたみと板の間はとてもキレイだったのですが、
たくさんあるふすまは、恐らく新築時から変えていない古いものです。
地元の著名な画家の絵ということでしたので、
大家さんはこの先も保存したい様子でした。
貴重なものだとはわかっていても、古くて汚れや色褪せがあり、触りたくありません。
障子もたくさんあって、穴が開いたらその箇所だけ貼りなおしてきたようで、
裏から見るとつぎはぎだらけです。

最悪なのはキッチンです。
全体的に油汚れがひどくて、おそらく前の住人は煙草を吸う人だったのかと思うのですが、
家の中全体が茶色く汚れた感じがありました。
日本家屋ですから、壁を掃除することはできないので仕方ないですが、
せめてキッチンの油汚れくらいは掃除して引き渡すと思うんですよね。
換気扇はもちろん、たくさんある吊り棚やシンク下の棚もベトベトです。
天井灯のペンダントも油とホコリで汚れています。
シンクは古いステンレスで、最近のシステムキッチンとは全く違って
ベコベコ凹む感じです。
しかも、なぜかセメダインのようなものがあちこちについていていました。

入居後、とにかくキッチンだけは綺麗にしなきゃ住めないと思って
数日掛けて大掃除をしたのです。

油汚れは使い捨てシートで茶色くならなくなるまで何度も吹きまくりました。
ステンレスは重曹やセスキなど色々試したのですが、多少は落ちたものの
セメダインのようなものは落ちませんでした。




古い換気扇は、中のファンまではやりたくないので、
せめて外回りだけと思い、網を外し
マジックリンを入れた水に一晩漬けて油汚れを落としました。
ペンダントも外して洗いました。
スイッチやコンセントの枠もベトベトだったので、拭いてスッキリさせました。

何とか気にならない程度には綺麗に出来て、やっとキッチンが使えるようになりました。


その後は油を使うような料理はしていないので、2ヶ月後もほとんど汚れていませんでした。
もちろん、掃除機を掛け、ふき掃除をして家をお返ししました。


なので、敷金は全額戻ってくると期待していたのです。
逆にキッチンをキレイにして、感謝されるんじゃないかと思ったくらいでした。(^^;

ところが、ところがです。

不動産屋さんから
「大家さんがメンテナンス代を差し引いて敷金を振り込んだとのことなので、確認してください」
とメールが来たので、メンテナンス代って何よ?

明細の画像も添付されてません
不安に思いながら口座を確認すると、10万〇千円のはずが、8万〇千円しか振り込まれていないのです。

メールにはメンテナンス代の明細はありません。
「え?何で?5月分の家賃は全額振り込んだけど」
5月始めにカギを返したから
大家さんは1か月分得してるはずなのに、どうゆうこと??」

まあ、それとこれとは別だけど
借家人としては 大家に
渡るお金には変わりないですからね

敷金の1/5、2万円も引かれたことに驚きました。。




家を解約する連絡をしてからは大家さんへは直接連絡していません。

今回も不動産屋さんからの連絡だったので、


「メンテナンス代2万円というのは何のメンテナンス代ですか?
内訳を教えてください。
入居時にキッチンが汚かったので、数日掛けて掃除をしたのに、
たったの2ヶ月で2万円も引かれてショックです。」
と事実と今の心境を書いて送りました
不動産屋さんは
ゴネられると思わなかったのか
大家さんへ確認してご連絡します」とのことでした。


敷金トラブルって本当に良くある話ですよね。
悪しき慣習です
日本は昔から、貸し手が上で、借り手が下の関係がずっと続いています
部屋を借りるのに保証人が必要だったり、
なぜか礼金と称して大家にお金をあげなきゃいけないし、
保険だって借主負担です。
部屋を貸すのはサービスです。
そして借り手はお金を払うお客様ですよ。
法律は借家人を守りますが、現状は貸す側の天下ですよね。
そしてそれを知らない借り手はおとなしく言うことを聞くしかない。

話が逸れました。

さて、敷金は取り戻すことができたのか?

数日連絡が無かったので、時間稼ぎしてこちらが諦めるのを待っているんじゃないかとか、
なんか適当にメンテナンス代を計上して送ってくるんじゃないかとか、
戻ってこないだろうなぁと半ばあきらめかけていたのですが、
やっと不動産屋さんから連絡がありました
ドキドキしてメールを見ると、
そこにはこんな内容が。

「これまでもメンテナンス代として2万円いただいていたので、
今回も同じようにしたとのことでした。2万円は返金するとのことです。」と連絡が来ました。
そして翌日には2万円が振り込まれていました。

数年住んでいた人なら明細無しで
2万円ひかれても受け入れるんでしょうね



不動産屋さんも大家さんもお会いしたことがあって、良い人たちという印象でしたから、
今回のことはびっくりしました。
もしかするとその土地の習慣なのかもしれません。
家賃によると思いますが、敷金からいくらか手間賃を差し引く、みたいな。

実際に、家の何かを直すようなことがあれば、大家さんが自分で直したとしても、
少なくともそれに使った材料費のレシートがありますよね。
それがあれば明細として出してくるべきだし。

何も出せないというのはそうゆうことだと思います。

因みに、このお話の最初にもお伝えしましたが、入居時には掃除がされていませんでした。
床の掃き掃除くらいはやってると思いますが。

ということは、前の人が出た時も、何もしないで2万円を敷金から差し引いていたということでしょう。
やったとしても、恐らく障子の穴のあるマスだけ張替えしてるのだろうと思います。
しかも大家さん自身が。

管理会社が入ったり、管理の厳しい大家さんだったら、ハウスクリーニング代とか言って
敷金から差し引くことがありますよね。
原状回復義務の中にはハウスクリーニング代は入らないので、敷金返還請求ができる案件です。

私の場合はハウスクリーニングもしないのに敷金から2万円を取られたわけで、
全く持ってやってることは悪質ですが、正直に話してくれたということは、ご本人は間違ったこととは思ってないでしょう。
そして次の借家人にも同じことをするのだろうと思います。


私のことはきっと、「都会の人は常識が無い、大事な家を貸してやったのに」とか、
周りの人に言ってそうですね。

少し違いますが、田舎ってあやふやなお金の徴収が頻繁にありますよね。
村のどこかで何かがあると言えば数千円班の全員から徴収みたいな。
あれこれちょっとした付き合いにお金が出て行くみたいな。

都会に限らず、きちんとした組織では請求書、領収書、見積書、具体的な明細が必要ですが、
そうゆうのが発生しないお金。

最後の最後に、田舎らしさを強く感じた出来事でした。

次回は、たったの2ヶ月の移住でかかったお金についてお話したいと思います。





閲覧ありがとうございました。^^


崖っぷち定年女子Naughty's Challanging Lifeでした。^^




それでは♪