50代シングルマザーのチャレンジ人生

人生も後半、下流老人にならないため、人生をもっと豊かにするために奮闘する50代女性のブログです。

プリズナートレーニング-ただの筋トレマニュアルではない異色のトレーニング哲学


こんにちは、プリズナートレーニングを始めて半年になるノーティです。


今日はプリズナートレーニング、 Convict Conditioning(囚人のコンディショニング、訓練)がどんな内容なのか、どんなことが書かれているのか、どんな魅力があるのかについてご紹介したいと思います。


プリズナートレーニング

Convict Conditioning


異色の筋トレ本として密かなブームだったプリズナートレーニングですが、新型コロナウイルスの影響もあったのか、どこでもできるし、器具もプロテインもサプリも不要なトレーニングということで、始める人が増えている印象ですね。










原題は Convict Conditioning(囚人の訓練)です。


↓↓↓ 同じ本とは思えませんよね。^^;


リズナートレーニングとは


リズナートレーニングはジムでおしゃれなウエアを身にまとい、筋トレやスタジオレッスンをして、時には他のトレーニーたちと交流をするといった華やかな世界とは無縁のトレーニングです。


リズナートレーニングはウエアに気を使わない、地味な家でできる普通の自重トレ―ニングですが、進める上でのやり方やトレーニングその物の考え方が普通の自重トレーニングと違いがあります。


普通の自重トレーニングなら、自重筋トレ本に書いてあるメニューの中から良さそうと思ったメニューを複数組み合わせて、週に数回行うというのが一般的ですよね。


目標を立てるとすれば、細マッチョと言われるスリムで腹筋が割れている体型になることでしょうか。


「こんな身体になりたい」という目標で始めることが一般的で、〇〇(メニューの名前)ができるようになることが目標という人はあまりいないと思います。


リズナートレーニングでは誰にでもできる本当に簡単なメニューから、普通の人ならこんなことできないよ~というメニューまでステップが10段階あり、各ステップを少なくとも1か月かけてやるというものです。


ビッグ6と言われる6つの動きがあり、最初はそのうちの4つを進めて行きます。


あるステップが簡単にできるからと言って、飛ばして先のステップへ行かずに必ずステップ1からクリアしていくように勧めています。




リズナートレーニングを始める人の目標とは


リズナートレーニングを始める人の目標は、「自重トレーニングで作り上げられた体操選手のような美しい身体になりたい」という人もいるでしょうが、多くの人は「圧倒的な強さを手に入れるため」であるはずです。


圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

邦題の最初の部分です。


この言葉に惹かれて本を買いトレーニングを始める人は、「圧倒的な強さを手に入れるため」に本の手順を遵守します。


自重トレーニングを含む筋トレをやっていて、何か物足りないとか、思うような身体にならないとか、関節を痛めたとか、マンネリ化しているというモヤモヤした悩みを持った人が、プリズナートレーニングと出会い、「圧倒的な強さを手に入れる」という新しい目標を見つけたのです。


本を読んで著者ポール・ウエイドのトレーニングに対する考え方や生き方に共感し憧れ、彼のように

「生きて行くための強さを身につけたい」

そうゆう思いを持って始める人が多いはずです。

ただの筋トレ本ではない異色のトレーニン哲学書


リズナートレーニング、原題はConvit Conditioning


本のまえがき(Dragon Door Productions CEO)にはこのようにあります。

そして、ここでだれも読んだことがないようなエキサイティングな本を紹介しようとしている。監獄に関する本だ。自由についての本、サバイバルについての本でもある。兵士、警察官、消防士、そして、害悪からこの国を守りたいすべての人の手にわたるべき本だ。高校や大学で回し読みしてほしい本であり、プロアスリートや体型が崩れたディスクジョッキーのための本でもある。家からあまり出ない主婦のための本であり、砂時計を逆行させたいベビーブーマーのための本でもある。生きて行くための強さを身につけたい誰もが手にすべき本だと言える。


これは、20年以上にわたって自由を剥奪された元囚人によって書かれたものだ。アメリカでもっとも過酷な監獄に収監され、そこでの生存を賭けて野獣のような強さを身につけることを義務づけられた男、体と心以外のすべてを剥ぎ取られながら、自分を鍛えることで、誰からも奪われない自由をつくり出した男の話だ。それは、強靭な肉体、折れない心という名の自由だ。


この本を出版したDragon Door Productions CEOのジョン・デュ・ケインも、ただの筋トレマニュアルではないストーリー性と哲学的でカリスマ性のあるこの本の魅力に取り付かれ、Convict Conditioningというタイトルすら変えることなく出版に至りました。


Convict Conditioning=囚人のコンディショニング


プレビュー版を読んだ著名な専門家の多くがこの題名にしかめっ面をしたそうです。

しかし、それが功を奏して全米ベストセラーとなり、日本語でも読むことができるようになったというわけです。


翻訳本ですから、素直に読みやすいとは言いにくいですが。。。


マニュアルというにはあまりに文学的な文章(上手いかどうかは別にして)で綴られていて、小説や哲学書を読んでいるかのような印象です。


これがまた読み手の心を掴んでいるようです。


目次のひとつひとつにも個性的な言い回しが充てられています。


PERT1 準備にはこんな目次があります。
面白いものを書き出してみました。


A JOURNEY OF STRENGTH
強さへの旅

THE FORGOTTEN ART OF BODYWEIGHT TRAINING
忘れ去られたトレーニング技法

THE LOST ART OF POWER
強大なパワーを生み出す失われた技術

THE ANCIENT ART OF BODYWEIGTH TRAINING
古代から伝わる自重力トレーニン

THE TRADITION OF STRENGTH
強者から強者へと受け継がれていくシステム

THE END OF AN ERA
強者たちの黄昏

MODERN PHYSICAL CULTURE-A BASTARD CHILD
歪んでしまった身体文化

KILL THE GYM
キル・ザ・ジム


訳が適切かどうかは置いておいて、一般的な筋トレマニュアルには使われないような言葉のオンパレードです。


読み物としてもハマる人にはハマる本です。

私もこの本に魅了されたひとりですね。


科学的にどうなのかなと思うようなところもありますが、心も体もあまり強くない人間なら「これなら自分も強くなれるかもしれない!」「ブルースリーのようなしなやかで引き締まった動ける身体を作れるかもしれない!」そんな期待ができる魅力的な本です。


リズナートレーニングを続けていて感じるのは、最終目標を達成できるかどうかということよりも「目標を目指してステップをゆっくり上っていく」ことに楽しみややりがいを感じるということです。




リズナートレーニングは武道の修行のようなもの


私は精神修養や武道の修行に近いものだと思っています。

ステップ10を目標として日々精進し、能力によっては1年もかからず到達できる人もいるようですが、年齢や性別によって数年以上の長い年月をかけて習得していくものだと思っています。


長く続けてもステップ10に到達できない人は多くいるはずです。
ましてやステップ10をコンプリートできる人はそういないでしょう。


例えば、プッシュアップのステップ10はワンアーム・プッシュアップですが、一般的にワンアーム・プッシュアップと言えば両足を開いてバランスを取りながら行う片手プッシュアップですよね。

Şınav Çekmenin Faydaları Nelerdir?


リズナートレーニングのワンアーム・プッシュアップは両足を揃えて行うものです。


One-Arm-Pushup_thumb

そして体を下ろすのに2秒、一時停止に1秒、上げるのに2秒、一時停止に1秒、というペースで行います。

これが正しい形で本当にできる人がいるのかどうか。。。

そして

初心者の標準 片腕ずつ5レップスを1セット
中級者の標準 片腕ずつ10レップスを2セット
上級者の標準 片腕ずつ100レップスを1セット


上級者の標準が難なくクリアできなければコンプリートとはなりません。


ポール・ウエイドがこのステップのやり方の説明でこう語っています。

本物は幻の野獣のようなものだ。絶滅の危機に瀕するこの野獣になる努力をしてほしい。


絶滅の危機に瀕する野獣というのは、そこらへんで簡単に見つかるような生き物ではないですよね。




リズナートレーニングは心を強くする


また、単に肉体的な強さを手に入れるためだけではなく、精神力を養うことができると考えています。


私はヨガはわからないのですが、プリズナートレーニングのメニューの中にはあきらかにヨガのポーズと言われる姿勢がいくつかあります。

リズナートレーニングではポーズに留めることなく、トレーニングとして動きを伴います。


たとえば、スクワットのステップ1のショルダースタンドスクワットは、ヨガのショルダースタンドの姿勢で膝が額に膝が付くまで曲げる動作です。


shoulder stand squat


このようなところから、著者がヨガというものから影響を受けているのではないかと考えています。

ヨーガは、古代インド発祥の伝統的な宗教的行法で、心身を鍛錬によって制御し、精神を統一して古代インドの人生究極の目標である輪廻からの「解脱(モークシャ)」に至ろうとするものである。

ウイキペディアより


著者のポール・ウエイドは、監獄には武道家やヨガの先生もいたと言っています。

レーニングが宗教であり、生き方そのものでもある退役軍人たちとも議論を交わしてきた。

暇さえあれば、さまざまなトレーニングシステムやエクササイズ、わずかな器具か、まったく器具無しで肉体を進化させる方法について書かれた本を読んでいた。手にできるものはすべてだ。

いにしえのキャリステニクスを今生きているだれよりも理解すること。私はそれを自分の仕事にした。


これらのエピソードから、彼はキャリステニクスのマスターとして、キャリステニクスを後世に語り継ぐことが自分の使命と考えていることがわかります。

※キャリステニクス=自分の体重を使い、体を極限まで開発する技術


【ストリートワークアウト】キャリステニクス基礎知識 | フィットネス | レッドブル


そのようなことから、本の内容はトレーニングメニューやトレーニングのやり方も詳しく説明されていますが、それ以上にトレーニングの方向性やトレーニングを行うためのマインドに焦点が充てられています。


「体を鍛える時の知恵」として、例えば、STARTING SLOW、ゆっくり始めることを上げています。


どれだけ筋力があろうと一番簡単なエクササイズから始めろということです。

ステップ5や6に飛び込みたい衝動に抵抗して、ひとつひとつのステップを4週間かけて行うことを勧めています。

関節を強化し、筋肉間の協働力を高め、体に、バランスの取り方、タイミングの測り方、リズムの付け方を教えるからだ。よりハードなエクササイズへのモチベーションも醸成する。


難易度の高いトレーニングをしたい衝動を抑えて、誰にでもできるトレーニングを数ヵ月も続けること


難易度を上げていくための体を作る準備ということでもありますが、それと同時に忍耐力をつけ、精神を強くする精神修養にもなっているのです。




リズナートレーニングは即効性を求める人にはおすすめしない


このようなことから、プリズナートレーニングを始めても1か月や2か月で身体が変わることは期待できません。


単にダイエットやボディメイク、筋肉をつけて腹筋を割りたい、そういった目的で始めるのはやめておいた方が良いです。


というか、最初からそのような目的で始めるべきトレーニングではないのです。


パート1を読まずに実践編のパート2へ飛んでトレーニングを始めると、え?これって本当に効果あるの?」という疑問が出てくるのは間違いありません。


あまりに簡単な、トレーニングというには負荷が軽過ぎる動作を50回も続けることができる忍耐力が無い人も多いはずです。


また、中にはステップ1なのに、人によってはとても難しい動作もあります。


しかし、それをつまらないと感じれば継続できずにやめてしまうでしょう。


また、先を急いでステップを飛ばせば、その先でつまずくことになります。



「なんだこれ、全然面白くない」
「こんなのできるわけない」


結果として、そうゆう人たちにとってプリズナートレーニングは無意味なものになるでしょう。


早く肉体的な結果を出したいのであれば、、プリズナートレーニングで回り道する必要はありません。


もっと短い期間で効果がでるトレーニングメソッドはいくらでもあります。

ライザップのようなダイエットジムへ通えば2か月で結果を出すことができます。


自重でやる場合にも様々なメニューがインターネットで検索できます。

強度のある筋トレとプロテインで筋肉を大きくすることもできますし、それにジョギングを加えればダイエットすることもできます。



もちろん、誰がどんな目的であれ、この本を購入してトレーニングを始めることは自由です。


本をしっかり読み、解説どおりにステップの初級、中級、上級者の標準をひとつずつこなしていくことで小さな成功体験をつかむこと。


それによりモチベーションが上がり次のステップへ進めることに喜びを感じることができれば、時間はかかりますが、ダイエットにもなるし、ボディメイクもできるはずです。



リズナートレーニングを始めてみて、面白い、どこまでできるかやってみたい、そう思えるならこのトレーニングにどっぷりハマることでしょう。


筋トレでも他のスポーツでもそうですが、好きだから一生続ける、もっと上手になれるように練習する、それと同じですね。
続けることがライフワークになる、そんなトレーニングだと思います。


もちろん、続けていくことで身体は変わるし、精神的にも強くなれます。
そして何より、健康的でいられます。



まだまだプリズナートレーニングを語りつくせていないですが、長くなりましたので、今日はこの辺りにしておきます。




Youtubeチャンネル やってます


ところで、プリズナートレーニングを始めたことで、本当にやったんだというトレーニング記録を残しておきたいと思うようになり、動画を撮り始めました。
基本的にはそれぞれのステップの上級者の標準が出来るようになってから撮影しています。


まだまだ動画は少ないです。('◇')ゞ


良かったらこちらからご覧ください。

www.youtube.com


もし面白いと思っていただけたら是非いいねとチャンネル登録してくださると嬉しいです。^^






いかがでしたか?


これを読んでプリズナートレーニングを始めて見ようと思われた方は、ぜひこちらもご覧ください♪

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それでは♪